SAN JOSE通信Vol.39

 

パパの両親が帰国しました。慌しい日々の中、ただいてくれるだけで嬉しかった。一緒に笑ったり・叱ったり・話をしたり・・・それだけのことが、とても今後の励みになりました。子供たちも沢山遊んでもらい、満足した様子。旦が「今、おじいちゃんとおばあちゃんが来ているんだ。」と、会う人毎に言うので「どちらのご両親?」と聞かれ「夫の」と答えると、皆一様に「大変ね〜」と言うのだけれど、私はきっぱり「いいえ、そんなことないの。居てくれる方がすごく助かるの。」と、何度答えたことか。実際、いつも一人でやっていることを、お母さんは言わなくても気付いてやってくださったし、子供の寝かしつけは、お父さんがやってくださった。おまけに、最近はなかなか行けない公園に、子供達を毎日連れて行ってくださった。おかげで、私もゆっくり食事の用意が出来、とてもリフレッシュしました。本当にお世話になりました(*^^*)

 

週末は、ヨセミテ国立公園に2泊3日の小旅行に出かけ、その偉大な自然をたっぷり味わうことも出来ました。旅行記は、またいずれ書くとして、少しだけ写真を載せておきますね。

    

エルキャピタン               ↑グレイシャー・ポイントから望む風景

 

たった10日という短い滞在でしたが、パパが2日休みを取ってくれたこともあり、割と色々な所に案内できました。SFでの2日間を始め、ギルロイのアウトレットでお買い物・ナパのワイナリーではワイントレインでのランチ・普段行くショップでの買い物・そしてヨセミテ・・・。ギルロイとナパは、私は子供達の送り迎えがあるので参加できませんでしたが、両親達は楽しんでくださったようで安心しました。このワイントレイン、子供がうまれる前にパパと乗ったことがあるのですが、本当にワイン好きにはたまらない列車!3時間かけてワイナリーの風景を楽しみながら、コースの食事と、おいしいワインを飲めるのです。詳しくはこちら

←ワインとレインのバーで、ワインを飲むお父様(いい飲みっぷり!石原裕次郎風なワンショット)

 

通信で私が色々書くので、旦の英語力に関しては、皆様をやきもきさせていると思います。この所、彼はすこぶる順調です。忙しく英語関係の学校に通っているせいなのか、キンダーで毎日英語のシャワーを浴びているからなのか・・・どのおかげか定かではありませんが、彼の脳細胞が日毎に「ピシピシ」音をたてて伸びている感じ、まるで聞こえてきそうなくらいに。すっかり自信喪失していた日々とも、お別れ出来そうです。昨日、お風呂で何となく「この頃、お友達と遊んでる〜?」という質問をしたら、すんなり数名のお友達の名前があがりました、もうびっくり。今までは、私がその子に名前を聞いてあげなければ知ろうともしなかったのに、今回は自分で名前を聞いたようなのです。とても嬉しかった!今日も、また新たにお友達になった子がいると、名前を教えてくれました。と言いつつ、私のほうが、何度旦からその子たちの名前を聞いても覚えられないの(^^;)今度聞いたらメモしておかなくっちゃ。

 

実はESLの初日に旦は泣いたそうです。これは、その日に先生であるJayneに聞いたのですが・・・。彼女は「私が、旦に色々質問しすぎたのかしら?旦は疲れているんじゃないかな。英語はもっと楽しく学ぶものだと教えてあげてね。」と言いました。確かに、先週までの彼は、毎日のホームワークや様々な学校へ行く疲れ、そして新たにESLと、どんどん多忙になって苦労していたと思う。おまけに、おじいちゃんおばあちゃんも来ていて、言が楽しそうに遊んでいる姿をうらやましそうにもしていました。でも、一度も学校に行きたくないと言わず、こなしてきたことが、確実に実を結んできていることを実感。今まで、バラバラだった英語に関する知識が、少しずつ結びついてきたようです。おかげで、毎日の宿題(キンダー以外の学校の)にかける時間が随分と短くなりました。たった数ページの宿題をやるのに1時間かかっていた彼が、今では30分以内で終わらせることが出来ます。ESLですが、2回目以降はすっかり楽しんでいる様子。そして何より、クラスにお友達が出来た。キンダーでの話も、聞けば随分話してくれるようになりました。こちらが驚くほど詳細に・・・。独り言も英語で言うことが多くなりました(キンダーでのお友達とのやり取りを、思い出しながら再現しているよう。ものすごく集中しているので、こっちが話しかけてもちっとも気付きません)。まだまだnativeには程遠いですが、自分の知っている言葉・表現を使って言いたいことが、少しずつ言えるようになってきました。長い夏休みの時、時間がいっぱいあったので色々教えてみましたが、旦本人に、あまり英語が分からないという危機感がなかったせいか、ちっとも覚えようとしませんでした。でも今追い詰められて、初めて「英語が出来るようにならないと」と、小さいなりに考えたのでしょう。「この時は何ていうの?」と聞くようになりました。やはり、いきなり詰め込むのはダメ。本人が必要としている時に、必要に応じて教えていくのが大切だな・・と思いました。だから、旦の教育はちっとも遅すぎなかった。タイミングよく、彼の知識欲に応じられたと思っています(今だから言えるのだけど(^^;))

 

土曜日は、旦5歳のBirthday!当日は、Writingの学校に行くので、パーティーは翌日、日曜日。2週間前に招待状も出し、出欠も確認済みです。当日はどんなメニューにしようか、どんな飾り付けをしようか、どうやって皆や旦を喜ばせようか・・・と、演出を模索中。だって、日本でも子供のお誕生日会なんてやったことないのだもの。いつも家族だけでのお祝いでした。初めてのお友達を招くパーティーがアメリカとは・・・でも、そんな用意の一つ一つが楽しい。両親が帰国すると同時に、私の頭は「旦の誕生日」でいっぱい。毎日、ちょこっとずつ買い物して準備しています(しかし、このペースだとまずいわ。本腰入れないと!)。キンダーのクラスでも、Miss. Sanfilippoにお願いして金曜日(明日)にBirthday Partyをして頂くことにしました。気合を入れて、新しくカップケーキの型を購入しました。が、これまた家に帰ったら日本から持参のオーブンレンジに入らないサイズ(>_<)お店では小さく見えたのに・・・(「サイズを測ってから買いなさい」というパパの声が聞こえてきそう(^^;))。仕方なく、備え付けの大きなオーブンを試すことにしました。作るものも、生まれて初めてのブラウニー。おまけに使うものは、ここに来て一度も使ったことがない大きなオーブン。あんなに使うのを恐れていたくせに、追い詰められるとやっちゃえ!という私の性格で、初めての機材で、初めてのものを作ってみました。指定されていた個数、20個のブラウニー。1年くらい使っていなかったオーブンなので、うまく動かないかも・・・。動いても、発火するかも。ファンが壊れているので、焦げ臭くなるかも・・・。と、怖いことばかりを想像しつつの30分間でしたが、出来は良い感じ。子供たちも、おやつに食べてくれました。「甘すぎる!」というクレームがつきましたが、こちらのお菓子の味と比べたら、このくらい甘くないと子供に受けないと思うので、良いのでは?と思います。とりあえず、出来上がってよかった・・・。本当にお菓子を作るのが苦手な私、無謀にも、Birthday Partyのときにケーキを焼こうと計画しています。これ、明日練習してみて失敗したらお店で買います(^^;)でも、こちらのケーキは本当においしくないので(日本人の味覚にはあわない)、出来れば自分で作りたいのです。とは言え、招いたのは日本人じゃない子が大半・・・さて、どうなるのかな?自分が一番不安です(>_<)

 

キンダーでの9月の学習テーマは「APPLE」でした。今月は「OWLS・PUMPKINS・SPIDERS・CHRISTOPHER COLUMBUS」です。Sharingのテーマも同じ。そうです、10月31日はハロウィン!子供達の園でも、色々なイベントがあるようなので楽しみです。旦のBirthdayが終わったら、矢川家もハロウィンモードにしよう。

この間はこんな折り紙owlを作ってsharingをしました→

いちほ(10/10/02)

 

PS,今月から、キンダーの宿題が始まり、10月分として一冊の冊子が渡されました。これを1ヶ月の間にやり遂げ、翌月の最初の週に提出します。

PS2,すっかり忘れていたことが二つ、EDUCATIONにもいずれ追加しなくてはいけないこと。毎週「Red Book Bags」以外にも、「Library Day」があって、自分で好きな本を図書館(学校内の)から借りることが出来ます。要するに、週2冊の絵本をお持ち帰りしてきます(^^;)もうひとつは、毎月「Cooking Day」があるということ。その月のテーマにあったおやつを作るのです。9月は、Applesauce Cookie Barsでした。これは、材料をはかったりすることを通して、計量・算数・科学を学ぶことが目的だそうです。

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