SAN JOSE通信Vol.53

 

週末は、久しぶりにサンノゼダウンタウンにお出かけしました。目当てはArena Green。サンノゼアリーナ(通信33でサーカスを見たところ)の向かいにある小さな公園です。比較的新しくこじんまりとしていて、Kioskもトイレも綺麗でした。

Park内に2種類のclimbing structure

大人も子供も、登って楽しめます

こっちは小さい子供用の遊具

公園の中には、登ることが出来る2種類の遊具がありました。蜘蛛のWebの様に、ロープが張り巡らせてあるのです。旦くらいの子供から、大人まで楽しむことが出来ます。言が遊ぼうと思うと、四つんばいになって、進むのにものすごーく時間がかかります(^^;)急なのぼりは、やっぱり泣く(^^;)

 

言ぐらいの子供には、隣のゾーンにカラフルなお城のような遊具がありました。中の通路が、微妙に坂になっていたりして、言は何度も「だめだ、登れない・・・」とつぶやきながらもだえていました。たいした傾斜でもないのに、木製だからすべるのと、彼の足の長さではかなりのサイズなんだろうな(^^;)

 

言、何見てるの〜?

The Children's Carousel

乗るところが全部違う形なの

ここの公園は飛行場の近くで、頭上を数分おきに飛行機が通過します。それがものすごく大きくて圧巻!!乗り物好きの言は、大興奮でした。やっぱりメインは「Carousel(メリーゴーランド)」。大人も子供も1回$1。全ての乗り物が違う形で、それはそれは美しかったです。さすがUSA、イーグルがいたり、NHLSJ SHARKSのゼッケンをつけた、シャークがいたり・・・。BGMはセサミストリート。言が怖がって乗らないので、旦くんが2回乗りました(^^;)

車椅子のマーク入ってた(^^;)

旦くん2回目

The Five Skater's Artpiece

The Weavers' Gifts

たくさんある乗り物の中で、3つほど固定されたままの物がありました。旦が偶然それ(ラクダ)を選び、余裕の表情。その横で、ウサギさんの顔をした乗り物に乗って、プッカプッカ上下しているお父さんは・・・かなりおかしかった(*^^*)

 

上の「The Five Skater's Artpiece」は、公園中のサンノゼアリーナ側の道路に面して立っています。ベイエリアから生まれた、アイススケートのオリンピック出場選手たち5人。Peggy Fleming,・Debbi Thomas・Brian Boitano,・Kristy Yamaguchi・Rudy Galindoです。全てのモニュメントが、白黒の細かいタイルで作られています。

 

公園をアリーナと反対方向に歩いて橋を渡ると、Confluence Pointがあって、この辺りはまだ工事中でした。そこにあったのが、Public Art(▲の旦が座っている石(?)の作品)。二つあったのだけど、向かい合わせではなかったので、もしかしたら椅子じゃなかったのかな?

 

芝生でサッカーをしばらくやった後、この日のもう一つのお目当てサンノゼジャパンタウンへ向かいました。Jackson St.と5th St.の交差点を中心にした2ブロックほどの狭い範囲。1年経って初めて行くなんて、ちょと珍しい家族かも?

 

ジャパンタウンは、「中国人排斥法で日系移民の需要が伸びた1890年代、サンノゼ中華街の隣に形成された日本人町。初期は果物の収穫期である春、夏に男性の出稼ぎ労働者約3000人の生活の場として、宿屋と銭湯、賭博場が発達し、やがて1907年の紳士協定で妻子の呼び寄せが可能になってからは、商店や寺院など家族主体の町並みが整った。」(インターカルチュラル・グループ『サンフランシスコ/タウン・ガイド完全版』より抜粋)

 

MitsuwaNijiya(どっちも日系店)に比べて、確かに日系移民が利用者という印象を受けました。前を歩いていたおばあさんが突然振り返って、旦に「おや、日本語が話せるんだね。えらいねぇ。うちの孫達は3世だから全く日本語を知らないのよ。親が日本語話さないからね・・・。」と嘆いていました。ここに来て、そういう褒められ方をされたことがない私達はちょこっと返事に困ってしまったのですが、日系移民にとっては深刻な話なのでしょうね。

サンホゼ豆腐

通り沿いに並ぶ

←をアップで・・・

何やら始まった和太鼓(おじさん邪魔(^^;)

特にお目当ての店があった訳ではない私達、ブラブラ通りを散歩して、有名な日系食材店「土橋マーケット」と手作り豆腐やの「サンホゼ豆腐」に入ってみました。「有名だから試しに買ってみようか」と、ひやかしで買ってみた豆腐。普通の豆腐の2倍の厚みで、1丁$1.6。これがものすごくおいしかったのです。絹ごしではなく、おそらく木綿豆腐だったのですが、もっちりとした感触。夕ごはんの鍋に・・・と思って買ったのに、あまりのおいしさに、そのまま柚こしょうと醤油で頂きました。これ、ちょっと罪な豆腐。後をひく・・・。

 

Soccerに引き続き申し込んだのがKARATE。旦に「KARATEってなあに?」と聞かれて、瓦割りとかしか思い浮かばなかった私(^^;)「強くなるスポーツだよ。」としか答えられず・・・。その回答に満足した彼でしたが、家を出る直前で「お友達がいなかったら嫌だなー。」と、ちょっと不安気。学校の前に駐車していると、「あっ!あそこにRoyceのお父さんがいるよ!きっとRoyceもKATARE一緒だね。」と大喜び。「違うんじゃないの〜」と答えながら、マルチルームに入ると・・・。いた、Royceのお父さん。ダメだ・・・笑いのツボが・・・(^^;)他にもPre-kinderやSummer Schoolで一緒だった子が何人かいて、安心しました。本人も先生の指示にしたがって、靴とくつしたを脱いでフロアへさっさと行ってしまいました。

Royceのお父さん模範演技のお手伝い

なぜか言が乱入!!

こんなのにもパンチ!

KARATEは、Beginning(5-7yr)とContinuing(6-13yr)の2クラス。勿論、旦は前者のクラス。申込書に「Parents are encouraged to observe class.」と書いてあったので、相当厳しいのでは?と思っていました。実際はKARATEのイメージとはかけ離れた、ソフトな物腰の先生。前半の25分は、ウォーミングアップを兼ねて形の練習。新しい形を習うたびに、子供達は座らされ、先生が手本を見せます。「Everybody, Stand up and set!」と先生が言うと、子供達は「Kiai〜!!」と叫んで立ち上がります。そう「気合」です(^^;)みんな(勿論旦も)意味が分かっていないから「きあ〜いぃぃ」と何か変なイントネーション。パンチの時も、守りの時も「きあ〜いぃぃ」。でも、とっても楽しそう。

 

後半はマット(?)類を使って、パンチを受けたりパンチをしたりの練習。さすがビギナークラス、KARATEというよりも「戦い系」。クラスが始まるまではどうなるかなーと危惧したけれど、ふたを開ければ汗だくで発散したようでしたRoyce親子のコント(?)にも、またまた笑わせてもらったし・・・(^^;)入れ違いに入ってきたContinuingのクラスの子供達は、手にグローブをはめていたりユニフォームもバッチリで、本当にかっこよかった〜(*^^*)

 

いちほ(1/27/03)

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