LOS ANGELES

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2002年8月1日(金) 晴れ

翌日は朝早くに起床。寝ている子供達をよそ目に荷物をまとめてチェックアウト。車に運ぶ途中で子供達も目を覚まし着替えさせる。朝食つきのInnだったので、車にコーヒーやジュース、デニッシュなどを持ち込んで出発。Rt.5の残りを走り、Rt.405 Rt.101通ってLA市内へ入る。そのまま市内を通り抜けAnaheimまで一気に走りきりました。そうDsneylandにやってきたのです。

当初は全部Innに泊まって安い旅にする予定だったのですが、直前にパパが「せっかく初めて行くのだから、Disneyland Disney's Paradise Pier HotelHotelに宿泊しよう」と言い出し、急きょ前日にすったもんだの末に予約できたDisney's Paradise Pier Hotelへ。Disneyland Hotelは全部で3種類あるのですが、なかなかのお値段。一番高いDisney's Grand Californian Hotelは泊まれませんが、ここが一番立地は良さそうです。もう一つは、Disneyland Hotelここは私たちが泊まったホテルと同じくらいの値段。

チェックインは3時からなので、荷物を預け、そのままディズニーランド・パークへ。ディズニーのビデオに精通している旦のために、まずはFANTASYLAND足を運びました。最初は「Pinocchio’s Daring Journey(ピノキオの冒険旅行)」に行きました。東京ディズニーランド(以下TDL)とほとんど変わらない普通のもの。でもやはり子供としては、暗闇の中乗り物に乗って移動、しかも時々悪者が出てくるのが怖かったようでした。ちなみに子供達はピノキオのお話を知らなかったので、尚更???だったのでしょう。

次は有名な「It's a small world」へ。ボートでめぐる世界旅行です。ここは私が最も好きなところ。各国の言葉で「小さな世界」を歌うところがジーン。今の状況では、尚更心にしみたりします。30年ほど前にイリノイに住んでいた両親と兄が帰国に際し訪れたらしく、ここの写真が実家のアルバムに残されていたので、当時この世に発生していなかった私としては、そこに参加できて嬉しかった。両親がそこで買った「It's a small world」のレコードが私は好きで、よく聴いていました。時をさかのぼって、日本の両親や兄との幼い日々に心をはせたのです。出国前の秋に家族でTDLに行った時は、このアトラクションがClosedで見せてあげられませんでした。今回は開いていてホッ。でも、このアトラクションの意味が子供達に分かるかしら・・・と思いましたが、出口付近で旦が「お母さん、WilliamやTomas(彼のPre-kinderでの仲良しさん)もお友達って言うことでしょ?」と言ったのでビックリ。親が思う以上に、彼はよく理解していました。

次はミッキーと仲間達が住むMICKEY’S TOONTOWNに行く。Mickey’s house and meet mickey」ではミッキーが住んでいる家を見ることが出来、裏庭の奥には撮影スタジオになっている納屋があって、撮影で忙しいミッキーが、撮影の合間をぬってゲストを迎えてくれるという設定。本当のことを言うと、キャラクターに思い入れがある訳ではない私でしたが、生ミッキーを見て、つい「キャー」と叫んでしまったのでした。言は固まってしまい、どんなにスタッフが笑わせようとしてもうつむくばかりでした。一緒に写真が撮れなくて残念!

昼食はTOONTOWN内にあるドナルドの恋人で料理上手なデイジーが経営するという「Daisy’s Diner」の熱々ピザと、ミッキーの愛犬プルートがオーナーの「Pluto’s doc house」のホットドックを食べました。大人はパンの両サイドから、5センチははみ出た超ロングサイズのソーセージをはさんだもの・・・。ポテトチップやドリンクも付いていました。

腹ごしらえを済ませた後は「Casey Jr. Circus Train」に乗りました。ダンボに登場するサーカス列車に乗って、「ア ラジン」「リトルマーメイド」などのミニチュアの世界を周るのです。旦が列車に乗りBGMを聴いて「これダンボの曲だよ」というまで、私は何のアトラクションか分かっていませんでした。次々に出てくるミニチュアの世界を旦に説明してもらって理解したのでした(--;)

続いて「Alice in Wonderland」アメリカのDisneylandは日本と違って、ほとんど10分も並ばないで入れましたが、ここは大人気で長―い間並びました。芋虫型のカートに乗って、アリスの世界を周ります。せっかく並んだのに、なぜか子供達はおびえてうつ伏してしまったのでした・・・。

ここで一旦ホテルに戻ってチェックインをしようということになりました。DisneylandとDown Town Disneyを結ぶ、モノレールに乗って外に出ます。ついでにこのDown Town Disneyを散策。テーマパークに入場しなくても、ここでキャラクターグッズが買えるし、おしゃれなショップ・レストランが軒を連ねているのです。そして、私が目をつけていた「LEGO Imagination Center」があるのです。組み立てブロックのLEGOを始め、LEGOのガイドブックやロゴ入りTシャツ、マグネットなどが売っています。とにかくLEGO好きの旦。絶対に連れて行こうと思っていました。店内はレゴで作った、バイオニクルやスターウォーズのキャラクター、大きなキリンなど、多くの作品が飾られていてます。「きっと定価だろうから、見るだけ」のつもりでしたが、以外にも価格が安く設定してあったので、ついつい買い込んでしまいました。もう一つ私がチェックしていたお店「TIN PAN ALLEY」は残念ながら改装中。ここは、昔懐かしいブリキ製品やマグネットが売っていると本に書いてあったのです。私は、なぜかこういう「昔懐かしい・・・」という言葉に弱いのです。

チェックイン後は、子供達はバタンキュー。ついでにパパまで(-.-)Zzz・・・。本当に、いつでも何処でもすぐに寝られる、この人の体質がうらやましい。2時間ほど寝かせてから、夜のパレードに備えて夕食を食べに行きました。先ほどのDown Town Disneyの中にある「CATAL」というレストラン。地中海料理を出してくれる所です。入ってみて「ヤバッ」と思ってしまうほど、繊細でしゃれたお店でした。こんな子連れは場違いだったか・・・と思いましたが、場所柄、子供の客も多いのでしょう、すぐさま紙とクレヨンを持ってきてくれ、大助かり。子供達は、おとなしく絵を描いてくれました。しかし夢中になりすぎて、一口も食べないのには、もったいなかった・・・。必然的にお持ち帰り。写真は私が頼んだ「ポークチョップ」1センチくらいの厚みの肉が3切れくらい・・・と想像していたのに、5センチほどの厚みの肉が一切れ。いや1個といったほうがいいかも。牛肉ならいざ知らず、ここまで分厚い豚肉を食べたのは、生まれて初めてでした・・・。かっ硬かった。このお店は、前の広場にオープンエアのバーが併設されています。なかなか人も入っていて、気持ち良さそうに飲んでいました。

さてさて腹ごしらえが済んだので、パークに戻って8:00からの「Parade」を見る、と行くはずが、ここで言のズボンがレストランの飲料水の中の氷でビショビショなのが発覚。仕方なく、パパと旦が先にパークで場所取り、私と言はホテルに戻って着替えることに。しかし、これまた、やっぱりという感じで、私たちがパークに戻った時は、パレードは最終段階でした。とほほ。パレードの最後部にくっついて歩いてきた2人と合流。旦は楽しかったようで、何度もクルクル回りながら、お辞儀を繰り返していました。

パレードはたった30分という時間だったので、この後も色々周りました。旦がこよなく愛しているピーターパン。「Peter Pan’s Flight(ピーターパン空の旅)」ここもかなりの人気で、20分ほど並びました。空飛ぶ海賊船に乗って、ピーターパンの住むネバーランドへ訪れます。TDLに行ったときも、旦はここのアトラクションを執拗なまでに見たがったのでした。当時はお話すら知らなかったのに・・・。アメリカにきて、初めてビデオを買って、更にはまったのです。

次はこれまた有名なダンボ。これは、私の母が「思い出がある」と言っていたので、私も見たくなり、アメリカに来てから買ったビデオ。これも、私の思わく以上に、2人がはまったのです。旦は基本的に、何でも見るのですが、言は「英語のもの」は、よほど気に入らないと見てくれません。でも、このダンボは言もはまった・・・。このダンボのアトラクション、旅行に行く前から本をチェックしていた言が、率先して「ダンボ乗るからね!」と、豪語していたのです。そこで「Dumbo The Flying Elephant(空飛ぶダンボ)」に並びました。これまた結構な人気で、並ぶこと30分。しかし、今までのアトラクションとは違って、ダンボの背中に乗ってブンブン・グルグル空中を回る内容。直前になって、びびった子供達は「これ乗らない!」と、わめき始めました。いや、ここまで来たら乗るわよ〜っと、強引な私の号令で、逃げ腰の子供達も渋々。パパと旦、ママと言というペアで、ダンボに乗る。乗るときに、係りの方に「4人?じゃあ、Two Dumboね」と言われました。「Two Dumbo・・・」新しい数え方だ・・・と思ったのは私だけでしょうか?グルグル上下しながら回り始めたら、運良く、9:35から始る「Believe・・・There‘s Magic In The Stars(夜空のキャンパスに描かれる音と花火の華麗な競演)」が見えたのです!もう、各ダンボでは歓声が上がり、自分達で操作して上下に動くダンボも、あがりっぱなし(笑)私も、ダンボを最頂点で固定して、グルグルまわりながら「うわーい!きれ〜!さいこ〜!」と騒いでいました。横の言は、硬直状態・・・。後で聞けば、私の後ろのダンボに乗っていたパパ達も絶叫の運転だったらしい。ダンボを降りてからも、花火は続いていて、パパは旦を肩車し、私は言を肩車して残りの花火を楽しんだのでした。この花火、かなり大仕掛けで、後ろで見ていた女性が「It’s not over. Be continue!」としきりに言っていたのが印象的でした。

この日はこれでおしまい。また明日遊べるように寝ましょう。