LOS ANGELES

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2002年8月4日(月) 晴れ

3泊したこのホテルともお別れ。出発前にロビーで写真を撮りました。いやいや全てが高いところでした(^^;)

今日はこのままLA市内にある「Natural History Museum」に向かいます。ホテルからは30分程度の距離。とにかく恐竜が大好きな旦。たいていの恐竜の名前は言うことが出来ます(おかげで私もかなり詳しい(^^;))。そんな彼が、この旅行で一番楽しみにしていたのがここ。日本で買った図鑑にも、海外の恐竜博物館として載っていたので、家族中ではりきって乗り込みました。Parkingは5ドル。入場料は8ドル。5歳以下の子供はFreeです。

 

朝食を食べていなかったので、博物館の地下にあるレストランで腹ごしらえ。1・2階と地下、という3フロアの建物。そのまま地下から順番に見て回りました。

 

Ground Level:「California History」の部屋では1500年〜1900年までの、カリフォルニア南部の歴史が展示されていました。前半は主に、ネイティブインディアンの生活が再現されていました。カリフォルニア南部のインディアンは、コロラド河という水源があったり、作物・動物にも恵まれ不自由しない生活だったようです。いくつかの部族があり、村で生活する Mojave族の家は、大きな長方形で、濃い泥や草を合わせて作られています。暑い夏でも、室内は涼しく、寒い冬は暖かいのだそうです。一方常に涼しい気候の場所に住むChumash族の家(写真)は、長いウィロウという木の枝・tuleと呼ばれる草で作られた「aps」というドーム状のものです。

そして1500年代後半からスペイン人が上陸し始め、抗争が始まります。インディアンについては、ここまでしか触れられていませんでした。以降の年代は、乗り物の発展の歴史や街づくりの歴史に関係するものが展示されていました。

 

もうひとつの部屋は「Special Exhibits」で、この時はshackletonという冒険家とその仲間たちとの、過酷な南極冒険のフィルムや写真が展示されていました。

 

ここら辺で、子供達は「恐竜いないじゃん!!」とブーイング。1階に上がります。

 

Level 1:ありました、恐竜。フロアの中央に巨大なティラノザウルス レックスとトリケラトプスの化石。「Dinosaurs」の部屋には、それなりに恐竜がいくつかいて、うれしそうな子供達でしたが、本当に少しだけなのです。やはり恐竜ならではの「大きい」ものを期待していたようで、がっかり気味。ここは説明をよく読みながら、歴史を学んでいく所なのですね(^^;)

 

恐竜以外に「動物」「ネイティブアメリカンの文化」「宝石の原石」「化石」「アメリカの歴史」「古代ラテンアメリカ」などを学ぶ部屋がありました。子供達はすっかり飽きてしまっていましたが、私たちは「古代ラテンアメリカ」の部屋は懐かしく歩きました。新婚時代に、中米のガテマラで見た「ティカルのマヤ遺跡」を思い出しました。写真は遺跡を模倣して作ったものですが、実際はもっと黒っぽいし、壊れかけています。でも、懐かしめたから良しとしましょう。

 

Level 2:「北アメリカの哺乳類」の剥製。「海洋の生活」「低木の茂み」「鳥達と雨の森林」などが体験できます。「海洋の生活」の部屋には、海産物と称した展示スペースがあり、ここに明らかに日本の製品であるのり・ふりかけ(ふじっこ)・固形寒天・かんぴょう・おしゃぶり昆布などが大切そうにショーケースの中に置かれていた(写真)のには笑ってしまいました。しかも、随分と年月も経っていた様で、どれもこれも色が変わってしまっていました(^^;)

かなりつまらなそうな子供達がちょっと楽しめたのは「鳥達と雨の森林」の部屋。まるで本物の雨の中の森林にいるように再現されているのです。

 

帰り際に、出口付近に置かれている募金箱に募金をしました(写真)。何のためのものかというと、 恐竜部門をもっと拡張するための資金集めだそうです。今回期待のあまり拍子抜けした私たちは、ぜひ拡張を!と願って募金したのでした。箱の上部についているトリケラトプスの口が、募金箱の投入口です。

 

建物の外には、こんな像がありました。ティラノサウルスレックスとトリケラトプスが戦っている所。これじゃあ期待しちゃうよねぇ。

 

これでLAを去ります。あとはまた単調なRt.5をひたすら走るのみ。このRt.5走っていると、途中かなり臭いゾーンがある。行きでもその臭いの正体は解明できたのですが、帰り道で写真に撮れたのでお見せしますね。これ何だか分かりますか?私たちは最初「いっぱい家があるねぇ〜」と言っていたのですが、です。ずーっと奥の方まで、更にずーっと左右に広がって、牛達がいるのです。一体何匹いるんだろう?

 

後80マイルほどで我が家に着くという時に、使う道が閉鎖されていたため、かなり大回りしての帰宅となりましたが、これも終わってみれば、笑い話です。車での旅行は、荷物の心配もないしとても楽しかった。次はいつ・何処に行けるかな。