SAN JOSE通信Vol.72

 

通信Vol.71に書いたフロントガラス(Windshield)破損事件。両親を空港に送り届けて帰宅した後、ガラス業者が我が家に来て修理してくれました。最初に破損したWindshieldをみた業者さんは、ぶったまげておいででした。状況や時刻・ポリスに電話したのか?など等質問攻め(^^;)なかなか奇異な例だったようです。

 

「なぜガラス業者さんに依頼することになったのか」といういきさつは旅行記に書くとして、今回は、この交換の様子をレポートします。一体どうやってガラスの交換をするのか興味があり、業者さんに了解を得て撮影させて頂きました。「ビデオはナーバスになっちゃうからやめてね」とおっしゃいましたが、写真撮影は快く承諾してくださいました。

@

A

B

 

@まず始めに、Windshieldの周りのパッキンをめくってはがす。

A前を開けて下部でWindshieldを押さえているカバーとワイパーをはずす。

B車体とWindshieldの間に特別の工具を差し込み、縁に沿ってぐるっと1周させて接着剤をはがす。

 

C

D

E

 

CおもむろにベリベリッとWindshieldをはがし始める。

Dすっかり車体からはずれたWindshield

Eはがした後に残った、接着剤を鋭いカッターでこそげる。

 

F

G

H

 

F取り外されたWindshield。。。。グンニャリ〜

G最初は掃除機であらかたガラスの破片を吸い込み、続いてホースを付け替えて細かいガラスの破片を逆噴射。

H寂しげに転がるバックミラー(あぁ哀愁)。

 

I

J

K

 

Iガラス業者さんの車の荷台に乗せてあったWindshieldたち。中央の大きなガラスが、我が家のシエナに着ける新しいWindshield。他のものは少しひびが入った程度のWindshield。我が家ほど激しく割れているものはありませんでした。

J荷台から下ろされたシエナ用Windshield。この台の上で磨かれます。

Kガラスを置く前に、ピストル型の工具で接着剤で縁をグルッと1周。

 

L

M

N

 

Lお父さんがヘルプにかり出され、2人がかりでWindshieldをはめる。実はあまり役に立っていなかったお父さんでした(^^;)

Mはめ込んだWindshieldを、最初にはずした順番にパッキンなどで固定。更に上部は青いテープで固定する。さすがガラス業者さん、ここでガラスを丁寧に拭いて下さいました。

Nはずしておいたバックミラーを取り付け(一瞬で強力に接着したのにはビックリ)、ワイパーがちゃんと機能するかチェック。何度やり直しても、ワイパーが下に動こうとするので慌てました。

手際よく、全工程1時間ほどで終了。暑い中お疲れ様でした。綺麗に戻ったシエナ・・・・嬉しい!いちほ感激♪(ヒデキ風に)数日間、運転すれば視界が10センチ程しかなく、パラパラとガラスの破片が降り注ぐ状態だったのに、たった1時間で元の状態に戻るなんて。これがヨセミテではなく近所での出来事だったら、こんなに大変な思いはしなかったわ〜と、数日の旅行を思い返すのでした。

 

■□■ 修理後の注意点は3つ ■□■

@翌日まで洗車しないこと

A翌日まで窓を少し開けておくこと(ドアを閉める時のWindshieldに与える衝撃(風圧)を軽くする為

B上部のテープは翌日まではがさないこと

 

■□■ 気分を入れ替えて ■□■

 

両親も無事に帰国し、シエナも元に戻った。さぁて、夏休み気分はもう終わりにして、生活を元に戻そう。今週一杯で旦のSummer Schoolも終わり、来週からはKinderと同じ学校に戻りElementary(小学校)が始まる。言もその翌週から新学年に上がり、Fullで通うことになる。新しい気分で新しい生活パターンの始まり。矢川家、まだまだ元気です!

 

いちほ(8/20/03)

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