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pin_01.gif 2004年8月17日() 晴れから雷雨へf_r.gif

久しぶりに朝から快晴!何だか嬉しいな。昨晩ものすごい夜更かしをした言を寝かせたまま出発の準備。起きた旦だけ身支度をさせて、朝食券を持って昨日と同じレストランへ。ここで言が起きたので、車中にて着替えさせて合流。

今日はこのままビッグ・ベンド国立公園に向かうのだけれど、じゃすみんさんの旅行記を読んでとっても行きたくなったモナハンズ砂丘州立公園に立ち寄る予定。

Whites CityからBlack River Village Rd.へ入り、US-285にぶつかったところでひたすらSouthに走ります。Pecosという町でI-20/US-80に移りEastへ走り続けると、道端にモナハンズ砂丘州立公園の案内が出てくるのでそれに従って進む と到着。ここまでの所要時間は2時間ほど。

途中に通過した町は、どこも信号の●(?)が横に5つ並んでいてビックリ。一瞬どうやって見るのか考えてしまった。

ここはテキサス州。ややこしいのですが、昨日まではサンノゼ時間から1時間針を進めた時間で、今日テキサス州に入った時点で更に時計の針は1時間進みます。合計2時間の時差。つまり、砂丘に到着した11時半は、サンノゼ時間で言うと9時半。でも、私たちはこの時点ではそんなことには気付きもしませんでした。

NP入り口

今度は風紋を見れた

いつも横滑りの言

料金を払う窓が開いていないため、Visitor Centerへ。ここでもNational Park Passが大活躍。レジのおじさんに地図をもらい、子連れにお薦めの地点を教えてもらう。地図を見ながら走ると、確かにお薦めの地点には数家族の姿。どうせならもっと奥まで行ってみようということになり、一番奥のPump Picnic Areaまで行ってみた。誰も居ない、うわぁーい貸切!

と言うわけで、昨晩の洗濯物をいそいそと車に干す夫婦(^^;)子供たちはお砂遊びに夢中。ランチをぱくついたら、すぐに丘の向こうまで裸足になって歩いてみよう。今日は久しぶりに暑〜い日差し。

丘の上に登って向こうを眺めたら・・・・すごかった!果てが無いみたい。ホワイトサンズ国定公園を先に見てしまったにもかかわらず、これは絶景だった。ちゃんと美しい風紋も見ることが出来た。写真では随分と白く写っているけれど、砂の色は白でも茶色でもない。生成りに近いかな。子供たちは喜んで、どんどん遠くまで走っていってしまう。お〜い、ちょっと待って!戻ってきて〜。あっという間に暑さで真っ赤っかの顔に。裸足の足も、暑い。日をさえぎる場所なんて無いものね。砂漠での生活、私には出来ないわ・・・と思った。

歩いて登ってはスライダーで滑るを繰り返し、調子に乗って奥まで歩いてしまった。あれっ、車を止めた方角が分からない!もう泣きそうになりながら、子供たちをそれぞれ背負って歩きました。で、最後にお父さんが「ここが近道なんじゃない?」と言った方角に進むのですが、これまたえらく痛いところで・・・。ちょっと草が生えているエリアね、と思ったのは甘く、彼らは踏んだら足の裏に突き刺さってくるのでした。戻ることも出来ず「あいたたた〜」と叫びながら、車を目指して歩きましたとさ。無事に戻れた車では、すっかり乾いた洗濯物が待っていました。

さっ、いよいよビッグ・ベンド国立公園に向けて出発です。もう3時になっちゃった、大変!これから180マイル走らなくてはならないのだけれど、暗くなる前に間に合うかしら。

Monahansを出て、TX-18Fort StocktonまでSouthに走り、更にUS-385をひたすら南下。途中Marathonという町で最後の買出しをするつもり。ここを越えたら、もう国立公園まで買出しの出来るところが無い。

飛ばしたので、Marathonには4時半に着いた。ここで買出しや給油をするのだけれど・・・この町、「えっと、町はどこでしょうか?」と言うくらい何にも無いのね〜(^^;)メインストリートから1本入ったところに、一軒だけグロッサリーを見つけ ることが出来た。ガソリンは、ここへ来て急に値が上がっている。入れないわけにはいかないので、給油するのだけれど、何かいつのガソリン?と思うほど鄙びていたなぁ。

再び出発してから、さっきもらったレシートを何気なく見ると5時と記されている。んっ?・・・んっ!!!ここでやっと時差が2時間であることに気づいた私たち。まずいじゃないの、チェックインに間に合うかしら?このまま夕食食いっぱぐれちゃうかも?しかも、雨が降り出した。

飛ばしに飛ばしていると、遠くで雷が多発してきた。光がしっかりと見えて、こっ怖い・・・私達が向かう方面じゃないよね?うねる道を走りながら、雷方面が前に来たり横に来たり。そして、しっかり土砂降りカミナリゾーンと一致(^^;)文字通り、「ぎゃーーーーっ!」「カミナリ落ちるーーーっ!」と叫びながら走り続ける我が家。日が暮れたせいなのか、たちこめる暗雲のせいなのか、辺りは真っ暗闇。道見えないから!ワイパー全開だから!ワイパー全然役立っていないからっ!

そして、何とか1時間で既に無人となったビッグ・ベンド国立公園のエントランスにたどり着いた。んがっ、ここからまた延々とロッジまで走るのよね。事前にロッジに電話した際に、「公園内は電波が届きません」と言われていたので、無事にロッジに着くまでは笑えない。と言いつつ、さすがに車からは降りれなかったけれど、窓から入り口の写真だけは撮りました。相変わらず「ぎゃーーーっ、怖いーーーーっ!」と叫びながら(音声が入らなくて良かった)。

公園の中心付近までやってきたときは、雨もカミナリも抜けていた。後ろを振り返ると、やはり同じ地点では雷雨ということが分かる。それにしても、ビッグ・ベンド国立公園は大きいなぁ。天候のおかげで、ようやく景色を見る余裕が出来た。これだけ走っても、まだロッジまではまだ走らなくちゃならないのね。途中で、豚のようないのししのような姿をしたJavalinaという動物の一家(?)が道路を横切るのを目撃。

ビッグ・ベンド国立公園の中には、4つの宿泊施設がある(全てChisos方面の一箇所)。私たちは、その中のコテージを薦められStone Cottagesを選んだ。チェックインして、8時に閉まるというレストランに滑り込み。頼むメニューがとことん「無い」と言われるので、明日は違うところで食べたいと思ってしまった。

モナハンズ砂丘州立公園から、カミナリを抜けるまで、爆睡していた子供たち。今夜は長い夜になりそう。日付が変わるまでUNOに没頭する我が家。親は眠くてヘロヘロ。