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pin_08.gif 2003年6月22日(日) 晴れ

今日はRed Stone Innチェックアウトした後、午前中アーチーズ国立公園内をトレイル、その後メサベルデ国立公園に行く予定。昨晩の残り物をレンジで暖め、腹ごしらえしていざ出陣。昨日と変わらない巨岩が出迎えるアーチーズ国立公園。何度見ても「何だこれは!」の風景。

Colorado River

Three Gossips

The Organ

今日選んだトレイルコースは、 メインロードを最北端まで走ったところから始まるDevils Garden Trail。名前は怖いけれど、様々なアーチが楽しめるトレイルコース。Campgroundを越えた辺りに車を停め、Trailheadに立つ。う〜ん、歩く前からかなりの暑さだ。昨日より更に多くの水のボトルをバックパックに入れる。ついでにクラッカー一袋も。

Trailhead

とかげ発見

Pine Tree Arch

砂遊び

ゆっくりと平坦なトレイルを歩き始める。すぐにとかげを発見して大喜びの言。出発してすぐに右に分岐すると、アーチの下に松の木が生えているPine Tree Archにたどり着く。これは太くがっしりとしたアーチだった。すぐさま周りの砂で遊び始める言。この砂はオレンジ色をしており、とっても細かいサラサラ状だった。日陰に入らないと日差しがキツイ。

Landscape Arch

Wall Arch

急坂

Navajo Arch

Pine Tree Archに来た道を戻り、元のトレイルコースを更に進むことLandscape Archが見えて来る。これは世界で一番長いアーチで、81メートルもあるそう。今にも壊れ落ちてきそうなほど繊細なアーチ。アーチの下を歩くトレイルコースは、閉鎖になっていた。更に進むと出会うのがWall Archの写真では分かりにくいけれど、かなり大きなアーチで窓の向こう側は階段状の壁がそそり立っていた。その麓でちょっと休憩を取り、更に先に進む。子供達も頑張って歩くのだけれど、昨日のトレイルなんて目じゃないほど足場が悪く、急な斜面。危険なところでは大人が抱っこし、それ以外の所は子供達ははいつくばってよじ登っている状態だった。2時間以上歩き(登り)続けた頃、ようやくNavajo Archにたどり着いた。ホント皆焦げる寸前だった・・・。

休憩中

帰り道にLandscape Arch前で

車でランチ

Navajo Archは下を通り抜けると、ちょっとした涼しい空間が広がっている。ここでクラッカーを食べ、本格的な休憩をとる。たくさん持ってきた水も、残り1本とちょっとだけ。 これでTrailheadまで持つだろうか・・・と不安になる。もっと先に進むとDouble O Archと呼ばれる大小二つの窓を持つアーチがあるのだけれど、もうこれ以上進むのは無理だった。道行く人にも「こんな小さい子供達には危険だ」と言われる。私もすっかり進む気力を失っていた。ここで車に戻ることにしたが、今度は急な下りの崖。時間的には往路より早かったけれど、結局往復4時間近くかかった相当疲れるトレイルだった。でもきつければキツイほど、達成感が爽快!朝作ってきたサンドイッチを窓全開の車で食べた時は、最高の気分だった。

お腹が満たされた所で出発。このまま見ていなかったポイント(The Windows Sectionと呼ばれる、アーチが集中した所)を車で回った。トレイルコースがあったので挑戦したくなったけれど、旦は寝てしまったし、これからメサベルデ国立公園に向わなければならないので断念。さようなら〜、Arches!またいつか来るからね〜。旦が気に入った名も無い4段積みの「ダルマオトシ・ロック(named by Ichiho)」今度来る時までそのままの姿でいてね!お父さんは、ズボンのベルトの穴が3つ分痩せた公園でした。

後ろ髪を引かれながらアーチーズ国立公園を出発したのは3時過ぎ。予定より随分と遅くなってしまった。一気にUS-191を南下し、Monticelloの町からUS-666に移り更に南下。Cortezの町からは10マイルほどで到着。所要時間4時間弱だった。

Entrance

園内は急坂が続く

Square Tower House

公園に着いたのが7時過ぎ。とにかくゲートからVisitor Centerまで随分と距離がある公園である。30分くらい急な坂道を延々とドライブしなくてはならない。この時点で、すでに高所恐怖症のお父さんは「うわぁ〜!」と叫んでいました(^^;)ドンドン眼下に見える町並みが小さくなり、緑の世界に入っていく様は、別世界に入るための儀式の様。予約を入れていた園内のロッジFar View Motor Lodgeに滑り込む。もう日が暮れかかっているし、レストランのオーダーストップまで時間があまりないので、ザット園内をドライブして回ってみた。

メサベルデ国立公園は他の国立公園の中で異色。大自然を満喫するだけではなく、ユネスコ世界遺産でもある国立公園。ここは「緑のテーブル」と呼ばれる独特の地形を持つ。ここに1400年ほど前、Anasazi(アナサジ)という人々が住んでいた。高度な文明を持ち繁栄したけれど、約700年後突然姿を消してしまったらしい。この公園内には彼らの多くの遺跡が残されており、中でも断崖絶壁に建てられた住居が有名である。私がこの旅行でアーチーズ国立公園をはずせなかったのと同じように、お父さんはメサベルデ国立公園をはずせなかったのです。明日はレンジャー引率のツアーに参加しよう。